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Members

るな

​プロデューサー

こんにちは、慶應義塾大学総合政策学部2年のるなです。


突然ですが、このサミットのテーマでもある、「ヤングケアラー」という言葉をご存知でしょうか。ヤングケアラーとは、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものことを指します。家族のケアをしなければならず、自分の進学や将来の道を諦めなければならない、そんな子どもが日本には沢山存在します。

私自身も認知症の祖父を介護するヤングケアラーでした。以前までは元気で大好きだったおじいちゃんが孫である自分の名前を忘れてしまったり、介護によって生まれる家族の軋轢を目の前にしている中で、介護の負担はこれほどまで大きいのかと実感しました。実際、日本では介護殺人や介護心中が後を立ちません。介護には身体的・金銭的・精神的と多方面で負担がかかり、認知症の方を介護していると、暴言を吐かれたり、「自分が介護を担わなければいけない」といった責任や周りからの圧力を感じることも少なくありません。このような精神的負担が積み重なり、介護うつになってしまったり、要介護者への虐待に繋がってしまうことがあります。

私自身高校生の時からこの問題に興味があり、さまざまな活動を行ってきましたが、介護負担によって精神的に苦しんでいる方を目の前にした際に、何も手を差し伸べてあげることができない自分がいました。「大丈夫ですよ」といった声をかけることしかできない自分に苛立ちを感じた時もありました。この原体験が、その後の活動の原動力となっています。介護施設で実際にボランティアをさせていただき、高齢者との正しい関わり方を現場で学んだり、ヤングケアラーの啓発活動、認知症とどのように向き合えばいいのかを発信するイベントを開いてきました。今回のサミットもその一つです。総合プロデューサーという立場で、社会にこの問題についてどのように発信できるか、学生としてできることは何なのかを、今までにないほど真剣に考えてきました。また、このサミットは学生主体で行われています。若い力には無限の可能性が秘められていると信じています。だからこそ、皆さんがこのサミットを通して自身のアイデアやパワーを発揮し、社会に新たな変革をもたらすきっかけになってほしいと考えていますし、参加者の皆さんが異なる分野やバックグラウンドを持つ方々と交流し、新たな繋がりを作る機会を提供できたら嬉しいです。

私が理想とする「ケア」の在り方とは、被介護者と介護者双方が幸せに過ごすことができるものです。どちらかの幸せが欠如している状態では、理想の介護とは言えません。私は今まで家族と離れ悲しみに暮れる高齢者や、介護を終えた家族が大きな後悔によってもがいている姿を見てきました。介護は誰もが通る道だからこそ、家族関係を壊すものではなく、大切な家族との思い出として残るものであってほしいと願っています。そんな社会が当たり前になる世の中を作るために、今回のサミットで私たちの思いを伝えることができればと思います。ぜひ、一緒にサミットを盛り上げてくださる学生の方々がいらっしゃいましたら、政策コンテストへの参加を心よりお待ちしております。

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​ここは

​プロデューサー

ごあいさつ
こんにちは!慶應義塾大学環境情報学部一年のここはです!
 
自分がやってきた活動
私は今まで途上国支援や心理学的な研究に取り組んできました。途上国支援については、ユニセフ募金などによる支援に参加するだけでなく、支援団体や専門家の方への取材や支援団体でのインターンを通して、現在の途上国の現状と支援の在り方やそれぞれの支援の特性や現在直面している課題などについて考え、論文執筆などを行ってきました。その中でも特に現地の精神医療が悲惨な状況であることを知り、途上国の精神医療に着目して活動し始めました。現在は心理学の定量化に関する研究をしています。

自分が今後やりたいこと
私はこれまでの活動により途上国の精神医療を改善したいと考えるようになりました。しかし途上国の精神医療にかけられる予算は全体の医療費の1%以下であるなど、メンタルヘルスケアの必要性は理解されていないのが現状です。さらに私の調査研究により途上国の方が日本よりも強いストレスを抱えていることがわかりました。そこで私は、最新のテクノロジーを活用し、体温計のメンタルヘルスバージョンのような、「人の心理状態を簡易的に定量化する方法」を研究をしたいと考えています。簡易的に定量化することが可能になれば、皆が自分の心理状態を簡単に客観視することができ、精神医療の必要性を感じやすくすることができます。加えて、スマートフォンなどの付属機能を用いれば、医療費がかけられない途上国でも、導入しやすいなどのメリットが考えられます。このようなことから、私は精神状態を定量的に計測するための研究をこれから進めていきたいと考えています。


 サミットに参加した理由
ここまで途上国や心理学に関するお話ばかりで、なぜこの人が??と思った方もいるかもしれません。私が今回このプロジェクトに参加させていただいた理由は二つあります。

一つ目は「支援する」という題材について考えたいと思ったからです。私が今までメインでやってきた途上国支援と今回のイベントのテーマであるヤングケアラーには「支援」という共通点があります。「支援」の方法はたくさんありますが、どのような「支援」をするのかという「支援」の形や方法は時間を重ねて検討する必要があります。安易な考えで支援をしてしまうと、支援先の状況を悪化させかねないからです。そこで「支援」というものの在り方について、皆さんの意見を伺いたいと考えています。

二つ目の理由としてはメンタルヘルスケアというキーワードに注目したからです。私は途上国においてのメンタルヘルスケアというものを研究してますが、ヤングケアラー支援の中でもメンタルヘルスケアはとても大切なキーワードだと思います。みなさんとヤングケアラー✖️心理学のテーマについても議論させていただきたいなと思っています!

サミットでの自分なりのゴール
私はこのイベントで視野を広げることを一つ目標としています。自分の研究テーマについては深く考えることも多いですが、どうしても考えが偏ってしまいます。このような機会に学生のみなさんの柔軟な考え方を吸収して自分の考え方もどんどん成長させたいなと思っています!みなさんの考えや思考を聞けることを楽しみにしています!

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​まほ

​事務局

ご挨拶
こんにちは!東洋大学4年のまほです!

自分がやってきた活動
吉良議員のもとで、大学1年生のときに半年間インターンシップ活動をしておりました。30年後の日本の在ってほしい姿をテーマとした政策を立案し、コンテストに出場しました。結果は喜ばしいものではなかったですが、社会問題に関心をもち、それについて深く考える機会をいただけたことは良い経験になりました。また、大学では栄養学を専攻しており、身体の状態と栄養素や疾病の関連性について学んできました。


自分が今後やりたいこと
多くの人に日本の医療費の実情について知ってもらう、そして、多くの疾病は食生活をはじめ、人間関係や生活習慣と深く関わっており、決して他人事ではないという事実を伝えるような活動の助力ができればと思っています。日本の医療費はひっ迫した状態であることは周知の事実だと思います。理由としては、医療技術の進歩や生活習慣病の増加などが挙げられます。そこで予防医学の観点から、自らの栄養学に関する専門知識を活かし、一次予防・二次予防に貢献したいと考えています。


サミットに参加した理由
上述のように、医療費のひっ迫という経済問題が日本では大きな課題となっています。ケアラー・ヤングケアラー (介護者、医療従事者、育児に関わっている者など)は当事者意識が強いと思いますが、普段ケアに関わる機会のない方が当事者意識をもつのは難しいことだと思います。しかし経済問題となるとどうでしょうか。自国の経済問題というのは自身の生活に大きな影響をもたらすため、他人事として関わることを放棄するのは難しいのではないでしょうか。「ケア」を他人事と考える人たちにも、自分事と捉えてもらえる機会を提供する、というのが本サミットの目的の1つにあります。自分の学んできたことが、少しでも今回のサミットの役に立てればと思い、参加させていただきました。

 

サミットでの自分なりのゴール
議員インターンシップというプロジェクトの学生運営スタッフの経験を活かし、事務局として無事に本サミットを成功させられるよう、助力できればと思っています。よろしくお願いします!

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​いぶき

​事務局

サイトをご覧いただき、ありがとうございます。
本イベント、「YouthCare Summit 」の事務局を担当している、大学3年生のいぶき
です。


数ヶ月前から構想を練り、やっとみなさんへ公開できたこと、とても嬉しく思います。えんという団体名、優しくてお気に入りです。

 

私は経済学部に所属しています。経済の勉強はもちろん、ゼミでは精神保健について学んでいます。大学1年生の夏にケアラーという言葉を知りました。私自身、ケアラーではないのですが、社会には見えていないだけで、普段から家族やきょうだいの看護や介護に勤しみ、学業や仕事との両立ができていない人たちがたくさんいることを学びました。そして、この問題が生み出す経済損失はとても大きく、2030年には経済損失額は約9.2兆円にまで上ると予想されています。これはケアラーではなくても、社会全体、一人一人に関わる問題です。自分自身も社会を構成する1人ということを意識し、そしてみなさんにもそう思ってもらえるようなイベントにしたいと考えています。

イベントを通して、世代を超えて、人同士が繋がり、良い化学反応を起こしていければいいなと思っています。今はまだ、少ないメンバーで運営していますが、これからパワーアップしていきます!


今回のイベントの主催者は学年も学校もバラバラな学生たちです。ぜひ会場に足を運んで出会いの縁や若者の艶、経済の環を感じてみませんか。
多くの方のご参加、お待ちしております!

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​しおり

​事務局

ごあいさつ

こんにちは!東洋大学理工学部建築学科のしおりです!

 

自分がやってきた活動

議員インターンシップの活動の一部として政策コンテストに参加しました。精神病、貧困問題、ケアラー、林業の衰退、空き家問題などの社会問題の深刻性を学び、社会貢献への意欲が芽生えました。また、政治は建築を含む様々な分野への関連性があり、広い視野を持つことの大切さを学びました。大学では、建築を学んでいますが、建築の中でも意匠、構造、設備、都市計画、インテリアなどがあり、専門分野を幅広く学んでいます。現在は、指定文化財の木造建築物の耐震性能と補強案の研究を行っています。

 

今後自分がやりたいこと

私は、深刻化する空き家問題に貢献するため、リノベーションを通して中古住宅の価値を広めつつ、様々なライフスタイル提案ができる人材を目指しています。人は、性格、家族構成、仕事、趣味などが違えばライフスタイルも異なります。様々な立場の人に寄り添うためには、知らない世界にも自ら足を踏み入れる必要性を感じました。現在は、主に建築分野を学んでいますが、ケアと経済の分野を含めた多様な知識も必要不可欠であると考えます。私は、何事にも興味を持ち、知見を広げ続けていきたいです。

 

サミットに参加した理由

えんには、政策コンテストで共に価値観を分かち合った仲間、新たな価値観を共有してくれる仲間がいます。このメンバーと企画・運営を行うイベントへの強い信念があり、えんの一員として携わりたい思いがありました。また、ケアラーの立場に寄り添ったライフスタイル提案や中古住宅の価値向上による資産効果より、私自身がケアや経済と密接に関わっていることから、このイベントを通して知見を広げられると考えました。

 

サミットでの自分なりのゴール

今まで、私は正解を求めながら生きていました。しかし、新型コロナウイルスの流行を経て、私たちの常識や考え方、生活が変わったように、この世の中に正解はないと考えます。スタートラインに立った今、私たちが正解と思っていた固定概念にとらわれず、学生ならではの新しい価値を生み出すイベントを目指します。また、学生生活の中で最も誇りが持てるイベントとなれば最高のゴールテープを切れるとともに、社会人として幸先の良いスタートを切ることも見据えていきます。

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​たから

​広報

ご挨拶
初めまして、慶應義塾大学総合政策学部一年のたからです。

自分がやってきた活動
私はこれまで、在日外国人が医療にアクセスできていない問題に対して学びを深めてきました。この問題について取り組もうと考えた契機は、在日外国人である自身の親戚が医療にアクセスできていないことを知ったことでした。このことを知ってから多くの在日外国人に話を伺っていくとやはり在日外国人にとって「言語」は大きな壁になっていて、病院に行ったとしても日本語がわからないためそもそも病院に行かないという現状がありました。日本に住む誰もが医療にアクセスできる社会を創っていくために、私は在日外国人が医療にアクセスできる環境作りについて現在学んでいます。

 

自分が今後やりたいこと
私は在日外国人が医療にアクセス出来ない原因として言語の問題が大きいと多くの在日外国人に話を伺う中で感じました。そのために病院側と在日外国人との間に生じる言語の壁を無くす役割を持つ「医療通訳」が必要で、ただその医療通訳を普及すれば解決するのではないかと考えていました。医療通訳はオーストラリアなどでは普及していますが日本ではあまり普及していません。この理由としては様々あり、日本医療が逼迫状態であるため病院側がマイノリティである在日外国人に対してのアクションがしづらかったり、医療通訳の費用対効果があまり見られないことなどが挙げられます。このように医療通訳を普及するためにも多くの課題が存在することが調べを進めていく中でわかっていきました。そのため私は、この問題の根本にあるものはマイノリティである在日外国人を巻き込んだ医療体制を作れていないことであると考え、私は大学でマイノリティも巻き込んだ医療政策、医療体制の構築について学びたいと考えています。


サミットに参加した理由
医療に関することについて少しでも視野を広げたいと考えたからです。医療に関することについて研究している中、私自身まだまだ医療分野についての知見が少ないと日々感じているため、今回のサミットを通して参加者のみなさんと共に学びを深めていきたいと思っています。


サミットでの自分なりのゴール
今回の私のゴールは、サミットを通して多くの参加者の考えに触れ、また共に考えることで自分自身大きく成長することです。大学に入学してから数ヶ月が経ち、振り返ってみるとあまり成長できていないのではないかと正直感じています。そのため今回のサミットで多くのことを吸収し大きく成長したいなと思っています。

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​はるか

​事務局

ごあいさつ

こんにちは!東洋大学理工学部建築学科のはるかです!

 

自分がやってきた活動

私は1年生の時に廃園予定の幼稚園についてさ調査を行っていました。過疎化が進む地方にとって、歴史ある土地や建築物を価値あるものとして残すための方法を考えました。さらに、このことを「30年後の自治体に必要な政策」と織り交ぜてプレゼンを行いました。

自分が今後やりたいこと

私は、廃園した幼稚園のコンバージョンについて研究を現在行っており、それをもっと進めたいと考えています。少子高齢化によって教育施設の需要は減少傾向にあります。そのため、小中高校の校舎は、国による「みんなでつなごうみんなの廃校プロジェクト」が行われており、少しずつコンバージョンが進んでいます。ただし、幼稚園や保育所はスケールが小さいため、なかなか行われていません。特に古いものだと耐震性の懸念や費用面によって、ほったらかしにされることが多くあります。ただ、古いものこそ歴史があり、地域住民から愛されていると思います。そのままにすることは治安悪化も引き起こします。地域のためになる建築へとコンバージョンするための研究は有意義だと感じています。

サミットに参加した理由

私は理系で、経済というものを学んだことは今まで一度もありません。だからこそ今回参加しました。研究していると、コンバージョンの費用をどのように捻出するか、抑えるにはどうするか、維持するお金はどうするかといった経済に関する課題が生じることがわかりました。コンバージョンによって生まれ変わった新たな建築は地域の経済拠点の1つでもあることを感じています。さらに、コンバージョンを必要とする地域は、主に衰退が進んでいる地域だと感じています。衰退の進む地域は経済活動も盛んではありません。活発化させるための画期的ないアイデアを考える上で、さまざまな方の意見、考えを知りたいと感じました。経済について初心者のわたしですが、多くの知見を吸収できればと思っています‼︎

サミットでの自分なりのゴール

まずは多くの方の知見を吸収したいと思っています。その上で、社会活動を行う上で誰しもが経済に関係しているということを多くの方に知っていただきたいと思っています。私は研究に取り組むことで気づきました。この気づきによって自分の興味分野をより楽しめています。誰しも好きなことはあると思います。そこにも経済が絡んでいることに気づけた時、自分の好きな分野がもっと好きになれると思います。参加者にはこの気づきをぜひ体感してもらいたいと思っています‼︎

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Manager

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統括マネージャー
埼玉県幸手市出身、真言宗豊山派正福院副住職。学生の頃は世界13カ国を行脚。特に当時の発展途上国である東南アジア・中東地域を中心にNPO活動に従事。
19歳の頃に奈良県長谷寺での山籠り修行を実践。その後、埼玉県のお寺まで徒歩と野宿で帰る(17日間)。
大学を出て20代は衆議院議員秘書を勤める。現在、埼玉県議会議員3期目。全国初、埼玉県ケアラー支援条例の提案者代表。
人生3回目の全国行脚を展開中。(1回目はお坊さん修行行脚、2回目は衆議院秘書時代の政権交代選挙行脚、今回はケアラー・ヤングケアラー普及啓発のためのキャラバン活動)

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